日本に行くと必ず「オレンジページ」を買ってきます。
その一番の理由はいまどき290円だから。
実際に最新号を見て何かを作る、なんてことはほとんどありません。
(偉そうだけど)自分に合ったレシピ、というのもひとつの号でまったくみつからないことさえあります。
そんなに実用的でないけど、安いし、見ていると楽しんです。
これは作ってみよう、というものが見つかると、コピーして、自分独自のレシピバインダーに入れます。
雑誌のままにしておくと、次回にみつけるがかなり大変だから。
しかしあえて突っ込んでみると、レシピバインダーに入っていても、一度も作ったことないもの多すぎ^^;
どうしても自分の場合、お客さん?の受けが良いと、そればかり作り続けてしまう傾向があります。
だから、私の料理はうまい、という話が定着するわけなんですけどね。
ただそれは、そういう風評が広まることを狙っているのではなく、みんながHappyってことが大事!ってところから来ているわけです。
たま~にすべてを食べ尽くしている近しい人たちに来てもらって、新作発表会(別名・毒味会w)をやるのですが、正直にこれまで作った定番と比較してもらうと、あえて言うなら定番のほうがおいしいかも、って意見だったり、まれに「これはすごい!」っていうのがあっても、作るのにめっちゃ手間がかかっていたりで、なかなかそれを定番メニューにいれることができない、という現実があります。
それに、定番になっているものは、(自意識過剰と思われるかもしれませんが)おいしいレストランレベルなので、2度、3度と繰り返し食べてもらっても十分楽しんでいただけるわけです。
逆に、またアレ食べたいです、ってリクエストさえあるほどなので...
あ~ちょっと自慢げになってきたので、このあたりでやめておきます。
まあ、とにかく言いたかったのは、レパートリーを広げることの難しさです。
ある意味、どれも同じようなレベルにしないといけないので、一度レベルを上げてしまうと、次もそこに持っていかないとならないわけで...
そういう意味では、やっぱりプロはすごいですね。
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