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2008/11/12

初めてのレッスンまで

残っている記録を見ながらまとめてみようと思います。

まず、おそらくそれ以前に先生との話がまとまり、チェロをレンタルしたのが
2003年9月20日(土)
でした。

そして、第1回レッスンは
9月24日(水)午後8時から1時間
私の自宅で行なわれました。

レッスン料は基本毎週1回1時間で、一回50ドル。

先生は私より10歳くらい若い韓国人男性で、奥さんが日本人です。
今は娘さんが3人いますが、そのときはまだ2人だったような...
先生は、韓国の地方都市の音楽一家に生まれて、子供の頃はチェロにおいて神童扱いされたみたいです。
それで、ウィーンに留学するのですが、極度のあがり症のため、演奏家になることを断念。
作曲の専門でうちの近くにある大きな公立大学を卒業し、その後やはり作曲の専門で大学院に行っていました。
今は卒業していますが、私がレッスンを取り始めたころはまだ大学院生でした。

お互い英語が外国語、というハンディはあったものの、レッスンの内容はとても素晴らしかった、と思います。
てゆうか、最初の先生にかなり恵まれた、とってもラッキーだった、と思います。
詳しくはまた機会があるときに書きます。

楽器は最初に書いたとおり、まずはレンタルでした。
日本の状況はよくわかりませんが、アメリカでは楽器レンタルは広く行なわれていることなので、初心者にとってこれほど心強いものはありません。
ちょっとやって途中でやめても大きな経済的な損害を被らないからです。
ただ、もしかしたらレンタルの楽器は扱いにくい楽器が多くて、それが理由でやめてしまう人がいるとすれば、レンタル楽器制度は必ずしも良いものではないかもしれません。

私の楽器も弾きにくかったです。
ただ、それに気がついたのは自分の楽器を買ってからのこと。
それまではこんなもんなんだ。ちゃんと音が出ないのは自分が悪いんだ、と思っていました。

引っ張り出してきた書類をみると...
月々のレンタル代:75ドル
これに税金がつくので、結局月々:80.81ドル
3カ月分の242.43ドルを前払いしたことになっています。

そして、レンタルしたチェロについては...
Klaus Geisler 166Gで、
売価は3500ドルと書いてあります。
ドイツ製だと思います。
弓と松脂がついてきて、かなり旧型のハードケース(皮製っぽい)に入っていました。

あと最初に用意したのは、譜面台、チューナー、メトロノーム、エンドピンストッパーの4点です。
譜面台は、持ち運ぶことはとりあえずないと思い、Manhassetの定番M48を買いました。
チューナーは奮発してKorgのオーケストラチューナーOT-12、
メトロノームはSeikoのSQ50とそろえました。
エンドピンストッパーは丸いゴム製の一般的なものです。

他は満足でしたが、メトロノームだけは音量が足りない、という理由で別なものがよかった、と思いました。
てゆうか、耳が悪いだけなのかも^^;
あと、最近は体につけるやつなんかもあって、もしかしたらそちらのほうが効果的かも。

教材ですが、先生の指示でとりあえず以下の二つを購入:
  • Alwin Schroeder: 170 Foundation Studies for Violoncello
  • Suzuki Cello School
Schroederは徹底的にエチュードで、Suzukiは課題曲っていうノリですかね。
どちらにせよ教材はやはり先生に従うしかないのでは。

とにかく一番大事なのはやはり最初からちゃんとレッスンを取って始めることだと思います。
もちろんまれに天才的な人がいて、独学で教本とかどんどんやってうまくなっちゃう、なんてこともあるわけですが、多くの場合はそれはかなり無理があるわけで...
むしろ途中でやめちゃう人のほうが圧倒的に多いように思います。
長く続けるためにも、特に最初はしっかりと先生につくべき!だと。

先生の良し悪しはもちろんあると思います。
ただこれを見抜くのは特に初心者には難しく...
とりあえず始めてみて、よほど合わないなら先生替えるというオプションもあるのでは。
しかし好き嫌いとかだけでそんなことしているといつまでたっても満足する先生と出会えないかも。
ある程度の忍耐も必要かと思います。
それにやはり数ヶ月やってみないと本当の相性なんてわからないんじゃないかな?

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