昨晩うちにDinnerにいらした人たちの中に、非常に賢そうな女子大生がいまして、私も所属しているコンサート・バンドでフレンチ・ホルンをやっているので、だれか特に好きな作曲家はいるの?と訊いたら、ラベル、ということで、いろいろな話に発展していきました。
彼女がラベルや印象派が好きな理由を聞いて、なるほど、とかなり感銘しました。
旋律がはっきりしないで、もやもやっとしているから、そこから自分なりの意味づけなり、想像などをして、自分独特の世界を作りながら聴くことができる、ということなんです。
お~っ!
私の場合、わかりづらっ、とか思ったことはあっても、そんな風に聴いたことはありませんでした。
むしろバッハのように、骨格がしっかりしている音楽を聴いたときに、そこから浮かび上がる音楽そのものにはない(かもしれない)何かを描いて、独自の感情移入をする、というのが私のスタイルなので...
それと通ずるものはあっても、表面的にはまったく逆のアプローチというか...
きっと印象派が好きな人たちって、そういう感覚が発達しているんですね。
今度、そんな風な姿勢で聴いてみよう、と思いました。
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