ピアノの話です。
先日のリサイタルでブラームスの間奏曲(Op. 118からの1曲)を弾いた学生がおりまして...
ブラームスの晩年のピアノ曲は、前から聴きたかったのですが、これをきっかけに改めて聴かないと、って気持ちになりました。
それで、だれのCDを買おうか?と考えていたのです。
まず浮かんだのは、グールド。
グールドの演奏、前は好きだったのですが、最近はちょっと飽き気味。
それにかなり風変わりなことをやることもあるので、ブラームスの原曲のイメージがしっかりつかめなかったりしたらイヤだな、と思い却下。
次はルプー。
でもこれまで聴いたもので、いい!って印象のものがなかったので...
あまり相性が良いような気がしなくて、こちらもバイバイ。
相性がいいという点では、コヴァセヴィチなんだけど、今出ているCDのカップリングが変で...
数曲は別のぜんぜん知らないピアニストが弾いてるってやつなんです。
あとカッチェンっていうピアニストが全集みたいなものを出しているは知っていたのですが、結構高価でブラームスのピアノ曲を全部聴こうっていう願望はないし...って感じで。
それで、その全集ってあたりで出てきたのが、このレーゼルとオピッツ。
生を聴いた人たちの感想を読むと、ドイツ正統派と言われている反面、とっても思い切った一面もあるみたいで、感動が伝わってきました。
しかもこの二人の全集、かなりの安価なのです!
それなら全集でもいいかな?と素早い心変わり...^^;
正直ケンプは苦手なのです。
だから、「ケンプの後継者」みたいな書かれ方しているとちょっとひいてしまうのですが、どうやらそんなに単純じゃないみたい。
具体的にこれらの全集もかなり聴き応えがあると書いている人たちもいたし。
レーゼルのはかなり古い録音で、オピッツはデジタル録音。
本来なら両方ゲットして聴き比べるべきでしょうが、ある意味専門外の分野なので、ここはどちらかに絞ってまずはじっくり曲自体を聴いていく努力をしたいと思います。
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