昨晩の演奏は圧倒的でした。
基本はCDとおんなじなんだけど、生で聴くと臨場感が違う...
って、すっごく普通な感想...
今回は演奏以上に曲に衝撃を受けた。
51歳になるまでこんな名曲をちゃんと聴いたことがなかったなんて。
とっても恥ずかしい...
きっとベトにとっては、こっちが本命で第9はなんかしらんうちに流行ってしまい...
みたいな感じなんだろうな。
既成宗教に喧嘩を売ってるってゆうか、挑戦状を叩き付けたわけだから...
やっぱベトはすごい、ってゆうか、まだまだなんにも知らないことに気付かされた。
ガーディナーっていう人はいわゆる極めた人。
でもCDの録音って1990年だよ。
20年以上同じスタイルでやっている。
しかも一回一回が新鮮な出会いなんだろうな...
天才ってそういうものなんだろう。
ポリシーがある。
オケの並び方が印象的だった。
どっかにきっと写真あるよね?
向って右にまずチェロ二人いるけど、その後ろはなんと木管群だから、チェロばらばら事件w
この二人とあとの4人って結構離れているよ。
木管の後ろにプラットフォームがあって、コントラさんが4名。
その内側のプラットフォームにフレンチホルン4本。
たぶんバルブのないやつ。
トロンボーンは3本なんだけど、1本だけめっちゃでかい。
それをまためっちゃでかいおっさんが吹いてる...w
3人は合唱団の前っていうか、横。
でっかいのが右で、小さいのが二人で左。
吹く度に立つんだ。
そうそうコントラさんの右側にオルガンがあった。
そのすぐ前にファゴットが他の木管群からちょっと離れてちょこっと座ってる。
左奥にティンパニ。そんでトランペット3本はそのうしろだよw
これもバルブないやつ。
ソリストは合唱団の前に、向って左からソプラノ、アルト、テナー、バスなんだけど、バスのプラットフォームだけ低い。
なぜか?彼だけ背が高いから、そうすることによって、口の位置が同じ高さになるんだよ。
みんな歌うときに立つやりかた。
弦はみんなノンビブラート奏法だよ。
ガット弦。
だからAはもちろん415とか。
さすがにバイオリンソロはCDに比べると音量が小さい。
でもまたそれがいい。
ガット弦でノンビブラートだとときどきはっとするような音になる。
非日常だねw
CDで聴くよりもオケが途切れて合唱だけ残る部分がよくわかった。
グロリアの最後だけじゃなくて。
あと、バイオリンが欠落している箇所とかいくつかある。
チェロとビオラががんばる場所。
すっげえ発想だな、あの時代に。
スコアが見たくなった。
コントラが激しく大変そうな箇所もいくつか。
ベトらしい。
さて、きょうは第9だ。
こっちが本命だと思っていたけど...
大きな間違いでした。
2 件のコメント:
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
志望動機様
コメントありがとうございました。
うれしいです。
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